お米を使った郷土料理(中部地方編)

前回の「お米を使った郷土料理(関東地方編)」に続いて、今回は『お米を使った郷土料理(中部地方編)』をご紹介いたします。

■ 新潟県・・・笹だんご
あん入りのヨモギ団子を数枚の笹で包んで蒸した新潟県を代表する和菓子。古くから新潟の家庭では、端午の節句や田植えの時期に笹だんごが手作りされていました。戦国武将・上杉謙信が発明したという説もあります。

■ 富山県・・・おせずし
焼いてほぐした鯖の身(鮭や鯵などでも可)をご飯の間にはさみ、3段重ねて一番上に海苔をのせる。最後に重石をし一晩置くと出来上がります。魚津市では、春祭りやたてもん祭りなどの行事食、晴れの食として作られてきました。

■ 石川県・・・かぶら寿し
かぶに切り込みを入れてブリやニンジンなどを挟み麹(甘酒)に漬けて発酵させた「なれずし」の一種です。古い記録としては、「金沢市史」(風俗編)に宝暦七年(1757年)の頃の年賀の客をもてなす料理として記述があります。

■ 福井県・・・羽二重餅
羽二重餅は、米・砂糖・水飴といったシンプルな三つの材料から作るお菓子です。羽二重餅の由来である「羽二重」とは、ひねりのない経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を使った平織りの絹織物のことです。

■ 山梨県・・・笹子餅
昔、甲州街道唯一の難所である『矢立の杉』の麓で「峠の力餅」として販売していた草餅(笹子餅)が、明治36年(1903年)の国鉄中央線開通に伴って峠の通行が途切れてしまったため、明治38年(1905年)より国鉄の笹子駅構内にて「笹子餅」として販売されるようになりました。

■ 長野県・・・万年鮨
岩魚を使った「なれずし」です。正月料理・行事食として発達しました。岩魚(他の川魚でもよい)の内臓を取り、多量の塩で漬け込み、食べる1ヶ月前に塩出し、酢飯を詰め、樽の中に重ね並べ重石を置いて発酵させたもの。

■ 岐阜県・・・五平餅
昔、山仕事をする人たちが山で有り合わせのご飯をつぶして手元にある板切れににぎりつけて焼き、みそをつけて食べながら、酒をくみ交わしたのが始まりと言われています。携帯食として、お弁当のかわりにもされていました。

■ 静岡県・・・げんなり寿司
静岡県の賀茂郡東伊豆町稲取周辺で古くから食べられている押し寿司の一種です。金目鯛から作られる紅白のおぼろと酢飯の押し寿司です。

■ 愛知県・・・アマゴ茶漬け
清流を好む川魚アマゴをふんわりとした甘露煮に仕立てて、ご飯の上にのせ、お茶をかけて食べる”アマゴ茶漬け”です。清流獲りのアメノウオの甘露煮を使った郷土料理です。

古くからその土地土地で食べられてきた特産品を上手く取り入れた郷土料理は、どれも美味しそうですね。

今回は中部地方のお米を使った郷土料理でしたが、次回は関西地方編をご紹介したいと思います。

お米を使った郷土料理(中部地方編)

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