お米の品種について その2
日本国内では、300種類以上のお米の品種が作付けされており、寒さや病気に強く育てやすい・甘みが強く粘りが良いなど品種改良により様々な特徴の品種が誕生しています。
今回は、「お米の品種について その2」と題してお米の品種別の特徴をご紹介します。
「お米の品種について その2」でご紹介するのは『ヒノヒカリ』・『きぬひかり』・『森のくまさん』の3品種です。
■ ヒノヒカリ
現在、日本において『コシヒカリ』・『ひとめぼれ』に次ぐ3番目に作付面積が広い品種です。九州や四国を中心に様々な地域で生産されています。
比較的に小粒ですが、ツヤがあり味・粘り・香りのバランスが良い品種です。水加減を調節することで柔らかめにも固めにも炊き分けられます。
どんなおかずとも相性の良い品種ですが、親子丼やカツ丼などの丼物でもご飯がべちゃっとならないのでおすすめです。
■ きぬひかり
背丈が低いため倒伏性が強く、関東以南の関西地方で多く作付されています。
ぱらっとしたソフトな口当たりの良さと炊きあがりの美しさ、程よい香りと粘りが特徴です。
さっぱりとしていて料理の邪魔にならないのでお寿司や和食など繊細な料理との相性がとても良いです。
■ 森のくまさん
「森の都」「熊本」で「生産」されたという意味を込めて『森のくまさん』と名付けられました。父親が『コシヒカリ』、母親が『ヒノヒカリ』とおいしいお米として評判の両親から生まれた品種です。
普通のお米よりやや細く、弾力がありモチモチした食感と甘み、強い粘りが特徴です。
基本的にはどんなおかずとも相性が良いですが、冷めても甘みと粘りがそのままなのでおにぎりやお弁当にもおすすめです。
今回は、『ヒノヒカリ』・『きぬひかり』・『森のくまさん』の3品種をご紹介しました。どの品種も前回ご紹介した『コシヒカリ』・『ひとめぼれ』・『あきたこまち』に負けない評価と人気の高いお米たちです。
「お米の品種について その3」でも魅力たっぷりの品種をご紹介したいと思います。
お楽しみに♪
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